こんにちは!ちふゆ3355です。
新年度のスタートとともに、
色彩検定(夏期)の受験申込みも始まりましたね!
さて、今回の記事はすでに受検申込み済の方にも、まだこれから!という方も必読(?)!!
私の具体的な色彩検定の勉強法を紹介します。
これを読んで下さっている方の中には、これから独学で合格を目指して勉強するぞ!という方も多いかと思います。
家事育児のスキマ時間でもできるとてもシンプルな勉強法ですが、なんとか無事初回の受検で合格できましたので、これから色彩検定にトライされる方は是非参考にしてみてください。
1.スタート時は基礎を徹底!
さて、まずは「これから初めてテキスト開きます!」という方向けの勉強法からお話しします。
私は2022年度の冬期に1級と2級を併願したものの、色彩の専門的な知識はほぼゼロ。
知っていることと言えば「赤と黄色の絵の具を混ぜたらオレンジになる!」とか、「色と光の反射には何か関係があったような…」とか、「カーマインは多分赤。スカイブルーは多分薄い青」くらいのレベルでした。
そこで、受検申し込みを済ませると同時にとりあえず1~3級のテキストを購入。
早速開いて驚きました。
そこには見たことのないようなグラフ、眼球の断面図(理科の教科書かと思った)、カタカナばかりの配色技法、ちょっとした年表風のもの(歴史の教科書かと思った)まであったのです。
これはかなり手強そうだと思ったので、試験の3ヶ月前から学習をスタートしました。
テキストを読み始めて思ったこと。
一冊通して読むのはスーパーしんどい。
日々の育児で疲れきった脳みそでは、テキストの最終章にたどり着く頃には始めの方のことなんか覚えていられなかったのです。
そこで、テキストの単元をひとつ読み終えるごとに、過去問題集でその単元に当たる箇所を解いてみることにしました。
1ヶ月で各級のテキストを1周するのを目標にして、最終的にはこの方法で3周しています。
この方法の良かったところは、単元ごとに区切って勉強することでキリがつけやすくなり、短いスキマ時間でもサクッと勉強できるところ。
そして、テキストの内容を頭に入れた直後に過去問題集で学んだことを定着させられるところです。
ここで大切なのは、過去問題集で間違えた問題をマークしておくこと。
2周目、3周目と繰り返すうちに、間違いが減っていくように頑張りましょう!
2.第二段階では暗記系の定着を目指す!
ひととおりテキストの内容を学習したら、次のステップに進みましょう!
色彩検定を受検するにあたって、避けて通れないのが暗記です。
たとえば、PCCSの色相記号、JISの慣用色名、色々な錯視の名称、配色技法や配色イメージの名称、色彩と文化・ファッションの歴史など…これ以外にも、覚えることはまだまだあります。
【~教材編~】で「色彩検定の学習はテキストに沿ってするべき」という話をしましたが、そうは言ってもテキストと過去問だけを使った学習は正直、飽きます。
そこで、私の採用した方法がこちら!!
そう、学生に戻った気持ちでw!!単語カードです。
私は【JISの慣用色(和色)】【JISの慣用色(外来色)】【色彩と文化・ファッション】の3つを作り、余ったカードには他に苦手でなかなか覚えられなかった内容などを書いておきました。
写真のように実際に配色カードを使って作れば、配色カードの扱いに慣れることができます。
特に冬期に1級の受検を考えている方にとって、これは大変重要ですので学習計画に組み込めそうな方は是非作ってみて下さい。
3.最終段階!実生活の中で理解を深める
いよいよ本番目前!!!という段階まで来たときには、テキストや過去問の苦手な箇所を確認するのはもちろんなのですが、私が心がけていたのは実生活の中で色彩に対する理解を深めるということ。
私たちの世界は色彩で溢れていますので、そのチャンスは至る所に散らばっています。
例えば、外出先で目にした色彩について、こんな風に考えてみてはいかがでしょうか?
「このカーテンは低彩度なP18+くらいの色合いで寝室にぴったり」
「この花束はピンクや白でまとめられて可愛い雰囲気。配色傾向はロマンチック」
「新発売のお菓子のパッケージは穏やかなトーナル配色」
こんな風に少し意識するだけでテキストの復習ができます。
(この他にも私は、すれ違う人の服や車の色を見て、b14!dk24!と、頭の中でトーン記号に変換していましたw)
4.おわりに…
さて、色々と語っていたら記事が長くなってしまいました…。
今年度初めて受検する方は不安もあるかと思いますが、是非楽しんで取り組んでみて下さい。
1級2次の学習法については、また冬期に記事をあげようと思います。
次回は、申込みから合格までの手続きの流れについてお話ししますね。
では!!!